除菌効果テスト
除菌効果テストで証明
ベルト面の生菌を99%以上除去する圧倒的な除菌力


除菌効果テストの概要
設置条件 | 運転1回転(サイクル)≒1分 |
コンベアサイズ | W350mm × L5m(1個) |
ベルト移動速度 | 5m/1分(低速) |
測定箇所 | ベルト表面 |
検体採取法 | スワブ法 |
菌検査法 | 標準寒天平板法 |
菌培養条件 | 35℃ × 48hrs |
モデル実験の概要
ベルト除菌クリーニング装置の機能実験において、食材汚染させたコンベアベルト面を拭き取り検査し、衛生指標菌(一般生菌・大腸菌群)の残存値をもとに、汚染物質の除去効果を評価。
食材の選定
一般生菌が検出可能な程度の菌数が有り、また検体採取における菌数のバラツキを最小限にとどめることを考慮して予備試験を行い、「牛ホルモン」のドリップをベルト面汚染食材として選定。
除菌効果テストの結果
- ベルトコンベア汚染を想定し実施した本実験により、ベルト面付着汚染物の均一的な除去に極めて有効で実用的な除菌制御システムを確立。
- ベルト面の噴霧に用いる専用液剤のスクリーニングにより、短時間で安定的に除菌制御ができる専用薬剤を見出すことができた。
- 織布ロール拭取り工程は、ベルト面に残る微量の細菌を徹底除菌する為に、極めて効果的な工程であることが検証された。
何度も現場改良を重ねて辿り着いた除菌効果
アンベルの性能は除菌効果テストが証明しています。様々な種類の未加熱食材を使い、何度も試験と改良を繰り返して洗浄・除菌が最も効果的に結果に現れる最適な条件を独自で編み出し、安定的な洗浄・除菌が可能となる除菌制御システムを確立しました。また、除菌効果テストでは検出が難しい測定最小値を得る事ができ、ベルト面の生菌を99%以上除去したという結果が出せました。従来のコンベアベルトの清掃は、ベルトコンベアの稼働を停止してから人の手による作業という流れだったため、人件費などのコストがかかったり不完全な処理によって二次汚染を起こすリスクもありました。しかしアンベルなら、ベルトコンベアの稼働を止めることなく食品の加工・製造作業をしている間に自動で洗浄してくれるので、人件費などのコストもかからず、二次汚染を起こすリスクも減らすことが出来ます。そのため生産性が向上し、安定した利益の確保が可能となります。